(財)天風会 鎌倉賛助会
活動報告


鎌倉賛助会の講習会は今年度から、1日に2人の講師が担当することになり、更に充実度がアップしています。

6月14日(土)講習会報告 「プラス思考とその育み方」 小野敏郎講師
               /「ストレスから身体を守る必殺技を教えます」 松本光正講師
                         鎌倉賛助会 高橋千代子

 「プラス思考とその育み方」 小野敏郎講師
 前講で会員の方が入会の時に比べて手抜きになり、修練会でまた立て直しをしていると話されたことについて、小野先生は例を挙げられ、例えば寝つきが悪く、食べ物が美味しくない、医者に診てもらったら「自律神経失調症だ」と云われた。そんな時は「呼吸操練」の中にあるつま先立ちをしながら息を吸う。あれは自律神経を活発にするので、それだけやればいいのです。教わる時は、セットで教わった方がいいけど、使うのはバラバラにして必要な時に必要なものをやる。全部やらなくてはいけないと思うから手抜きをしたと思うので、手抜きではなく、今必要なものをやる。
 知識は問題解決には役立たない。問題を解決するのは知恵である。世の中マイナス思考よりプラス思考の方がいいと云うことは分かっていても、子供がテストで50点取ってきた時、この50点を100点から評価すると―50点だし、0点から評価すると+50点である。プラス思考と云うのは、プラスの方向を見て物事を捉えるのがプラス思考だから、プラスに向かって評価する。だから50点取ってきたことを褒めてあげると子供は嬉しくなり、もっと勉強しようという気持ちになってくる。日常生活でも何か問題が生じた時、今まで運が悪く何をやっても上手くいかなかったからどうでもいいやという考え方に陥ってきたら、そこで一旦止めて心機一転プラスの方向を見てやっていくと、また道が開けていく。日常いろんな場面で今自分が思ったり考えたりしていることがプラス思考なのかそうではないのか、プラス思考という事は、ハッと気がついた時にプラスにしていくということが大事で、何度も何度も繰り返すことで身についていくのだから、プラス思考を「行じる」事です。「心身統一法」はプラス思考を育む実践哲学です。

 「ストレスから身体を守る必殺技を教えます」 松本光正講師
 40年代生理学者のハンスセリエがストレスということを医学に持ち込んだ人ですが、今はほどんとの病気がストレスで説明できると医師の松本先生はおっしゃいます。日常生活でストレスを感じて、それが心の中にズシーンと入ってくると、腎臓の上の副腎という所が腫れてくる。ここは命に関係している臓器なので、これが身体のいろんな所に影響を及ぼします。だから身体の中までストレスが入らないようブロックする。それでも入ってきてしまったものは、もう一度ブロックしよう。どうやったらブロックできるのか?それは天風先生がインドでヨガの先生に出会い、修業され、そこで悟られたのが神経反射の調節法、またはクンバハカといいます。これがストレスに対しての必殺技なのです。
 やり方は、@お尻を閉めて締め上げる A丹田に気を込める B肩の力を抜いて下ろす C一瞬息を止める この4つを一度にやる状態をクンバハカといいます。これが何故ストレスに対して良いかというと、お尻を閉めて締め上げ、丹田に気を込めると、おへその廻りには太陽神経叢という人間の身体の中で一番大きな自律神経の塊があり、そこに影響を及ぼす。肩の力を抜いて下ろすと心臓の鼓動を抑える。心臓神経叢とか横隔膜神経叢をパッと落ち着かせる方法である。クンバハカは何回もする。気がついたらやる。動作のたびにやる。何か刺激が来た時、いざという時クンバハカ。この中で気がついたらやるというのが大事。いつも練習しておかないと、いざという時にできない。だから相当自分で気をつけてやり続け、ストレスから身体を守る事です。




賛助会員募集
鎌倉賛助会では、一緒に心身統一法を学んでいく会員の方を募集しています。中村天風先生の教えを更に深く学んでみたい方は、ぜひお気軽に講習会や日曜行修会にお越しください。


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